小山剛 作品展 -木から始まるなにか-
無事に終了しました。
晴れの朝も曇りの午後も雨の夕方も、初夏のひかりに包まれたこの空間に、作品は静かに佇んでいました。
作家が木と向き合い、木に向かう。
そのひたむきな姿は、静かな闘いのようにも思えます。
そうして生まれた、木から始まるなにかの美しさが多くの人々の心に届いた八日間でした。
お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
作品が旅立つ為の準備をしていますので、お手元に届くまでもうしばらくお待ちください。
小山剛の作品に寄り添う美しいお菓子を作ってくださった麗しい三人の女性たちにも感謝の気持ちは言葉にできない程です。
一週目の御菓子 杉山早陽子さん。
二週目のカワタ製菓店 田村亜沙子さん。
三週目のuffu 井内麻友美さん。
それぞれギリギリまで何度も試作を重ね、作品展に恥ずかしくない仕事をしたいと。
その作り手としての姿勢と、出来上がったお菓子の美しさに感動しました。
お越しいただいた皆さまがお菓子を食べる幸せそうな表情が忘れられません。本当にありがとうございました。
この経験が、早陽子さん、亜沙子さん、麻友美さんにとってこれからの在り方に
少なからず影響を与えるものであって欲しいと願います。
これからも美しいお菓子で人を幸せにし続けてください。
「里依さんはみんなの人生を美しくしてくれますね。」
御菓子丸の早陽子さんがそう言ってくれました。
ippoplusの扉を開くことで、少しでも皆さんの日々を美しくできているとすれば、そんな嬉しいことはありません。
また美しい風景を作ります。
お楽しみになさっていてください。
もう一度。
美しいということは、
人を幸せにします。
最後に。
小山剛さん、本当にありがとう。